現在、とある事業の「メンター養成プログラム」に講師として関わらせていただいています。
欧米では一般的な《メンタリング》ですが、近年は日本でも、
メンター(成長を支援する人)の存在によって、メンティー(=メンタリングを受ける人)が、
キャリアの選択肢を増やせたり、安心してキャリアを築くことができる、
といった効果から、必要性が高まっています。
また、メンタリング関係によってメンターとメンティーの双方が、
力づけられ、自信が増す、ということも分かっており、
昇進率や定着率、仕事から感じる自信と満足度に良い影響があることが知られています。
ただ、メンタリングは言われてすぐにできるものでもなく、
「メンターって、何をすれば良いの?」
「メンターとしての心構えや、気を付けた方が良いことって?」
という疑問が湧くものです。
今回のプログラムでは、複数回の研修を通して、
効果的なメンタリングに必要な、マインドやスキルの学びを深めていただいていて、
普段何気なくやっているコミュニケーションとの違いや、自分のコミュニケーションの特徴など、
大きな気づきを得て頂いているようです。
やはり、このようにメンターがコミュニケーションを学えるよう丁寧に育てることは、
メンティの成長のために必須なだけではなく、メンター自身の大きな成長に繋がると痛感します。
今後もプログラムは続き、メンターを継続して支援していきますので、
またこちらでもご報告していきたいと思います。